Instagramでフォロワーが増えないと悩んでいませんか?「時間がない」「ジャンルが決まらない」「何を投稿したらいいか分からない」――そんな壁にぶつかっている方へ。今回ご紹介するのは、Instagram運用で2年で6万人フォロワーを獲得し、訪問看護の事業も全国10拠点まで広げた門口氏による、"ゼロから1万人"へのリアル戦略です。初心者でも再現可能な「インスタ運用の正しい順番」と「行動指針」を、段階別に徹底解説します。今すぐ行動したくなるヒントが満載です。

𝕏(旧Twitter)のみで5ヶ月で1億円売り上げたIT教育会社2社の代表。SNSマーケティング、Web制作、アプリ制作、LINEマーケティング各スキルと鋼メンタルが身に付くITオンラインスクール『eduGate』 を運営しており、のべ1万人が受講。
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もくじ
フェーズ①:0〜100人のインスタ運用で最初にすべきこと
Instagram運用において、最初の100人のフォロワーを獲得するフェーズは最もつまずきやすいポイントです。多くの人が「投稿ネタが思いつかない」「ジャンルが決まらない」と悩み、プロフィールやアイコンだけを整えて満足してしまいがちです。しかし、フォロワーが増えない一番の理由は、シンプルに“行動していない”からにほかなりません。
このフェーズで最も重要なのは、とにかく“行動量”です。完璧なプロフィールや高品質な投稿を目指すあまり、一歩目が踏み出せない人が大半です。しかし、SNS運用においては、初期段階では質よりも量が圧倒的に大切です。
投稿の本数を重ねることで、投稿のクセがつき、見られる傾向や反応の違いに気づけるようになります。リール動画を中心に、最低でも週に3本、可能なら毎日投稿を目標にしましょう。その際、「なんとなく思いついた内容」で投稿するのではなく、必ずリサーチをして、伸びているジャンルやトピックに基づいて企画してください。
ゼロからインスタを伸ばしていくには、まず“発信を始める”こと。そして“リサーチと実行”のサイクルを早く回すことが成功への第一歩です。
まずは“量”にこだわって毎日投稿しよう
Instagram初心者にとって、フォロワー0から100人までの道のりは想像以上に険しいものです。なぜなら、行動が伴わない人が非常に多いためです。「ジャンルが定まらない」「プロフィールは整えたけど投稿していない」「何を投稿したらいいか分からない」——これらはすべて“動いていない”ことが原因です。
インスタは行動量が最初の勝負を決める
多くの人がフォロワーを増やす前に諦めてしまう理由は、「質」にこだわりすぎること。はじめは質ではなく“量”を重視するべきです。まずは、最低週3本、理想は毎日1本リールを投稿することが基本。投稿がない限り、どんなにプロフィールやジャンルが素晴らしくても見られません。
リサーチをベースにした模倣から始めよう
ここで重要なのが「リサーチ」です。ジャンル問わず、直近6ヶ月以内、できれば1ヶ月以内に再生回数が伸びたリールを徹底的に調査。その傾向を分析し、同じテーマを取り上げて投稿を始めるのが、0→100人への最短ルートです。
ジャンル設計より行動!
はじめからペルソナ設計やコンセプト設計を完璧にしようとしなくてOK。まずは動きながら学び、投稿を“習慣化”させましょう。それだけでもライバルの90%は超えられます。
フェーズ②:100〜1000人の壁を超える具体策
Instagramで100人のフォロワーを超えたあたりから、多くのユーザーが「伸び悩み」を感じ始めます。投稿は習慣化してきたものの、フォロワーの増加が鈍化し、自分のやっていることが本当に正しいのか不安になるフェーズでもあります。
この段階では、ただ投稿を続けるだけでは成果につながりません。大事なのは、「過去に反応が良かった投稿」を見直し、その特徴を徹底的に分析することです。つまり、“自分のアカウントで受けるテーマ”を特定し、それに集中して発信することで、フォロワーの共感や拡散を狙います。
また、リサーチの質もここで求められます。他人のアカウントだけでなく、自分の過去投稿という“内部データ”を活用して、反応が取れた企画をリメイクしたり、よりブラッシュアップして再投稿することも効果的です。視聴者の反応は“答え”です。それを軽視せず、仮説と検証を繰り返していくことが、1000人の壁を突破するための鍵となります。
このフェーズは「選択と集中」がテーマです。何となく投稿していた時期を抜け出し、意図を持った発信に移行することで、フォロワー数は確実に伸びていきます。
伸びた投稿に全振りして再現しよう
0〜100人のフェーズを突破できた人は、すでに30〜50本ほどの投稿が蓄積されているはずです。このタイミングで大切なのは「分析と再現」。自分の中で再生回数が良かったテーマや投稿形式を特定し、それに“寄せていく”ことが求められます。
自分なりの投稿はまだ不要
この段階で多いのが「思いついたことをそのまま投稿してしまう」こと。確かに投稿に慣れてくると、アイデアは自然と浮かんできますが、それをそのまま投稿すると再生数が落ちます。ここで一度立ち止まり、“リサーチ”と“再現”に立ち返ることが重要です。
動画編集の基礎もここでマスター
動画編集といっても、難しいテクニックは不要です。最低限押さえるべきは:
- テロップは声と同時に出す
- フォントはゴシックor明朝体など見やすいもの
- テロップ位置は画面中央
- ジャンプカットで不要部分をカット
視聴者に違和感を与えない“基本”を守るだけで、再生数に差が出てきます。
不要な投稿は捨てて、伸びた型に全振り
ここで必要なのは“選択と集中”。成果が出たテーマに対して反復投稿・改善を繰り返し、クオリティを上げることが鍵です。
フェーズ③:1000〜1万人へのブレイクスルー戦略
ここからはいよいよ“1万人の壁”を超えるための最終フェーズに突入します。1000人を超えると、投稿スキルもある程度身につき、フォロワーとの関係も少しずつ育ってきているはずです。しかしこの段階こそが、最大の「伸び悩みゾーン」です。
本章では、なぜ1000〜3000人のフォロワーで停滞するのか、その原因と対策を解説します。そして、突破口となる「フィーバータイムの捉え方」「動画編集と投稿設計の強化」「迷走を防ぐリサーチの習慣化」など、1万人に到達するための実践的なアプローチをご紹介します。
次の見出しで、それぞれの重要ポイントを詳しく見ていきましょう。
伸び悩みは「リサーチ不足」が原因
1000人までの投稿経験を重ねた人の多くが、慣れによってリサーチを怠る傾向があります。「もう自分の頭で思いつくから」と投稿が感覚頼りになると、ジャンルの軸がぶれてしまいます。結果として再生数が安定せず、フォロワーの離脱が起きやすくなります。
継続的なPDCAが必要
このフェーズでは、改めて“リサーチと改善”という原点に戻る必要があります。過去の伸びた投稿をリメイクする、他アカウントのバズ動画を研究して取り入れるなど、手を止めず試行錯誤を継続することが突破の鍵です。
フィーバータイムを逃すな!
正しい方向性で動画を作り続けていると、ある日突然「バズ」が起こることがあります。1本の動画が急激に伸びたとき、過去投稿にも一気に注目が集まり、フォロワーが連鎖的に増える。この瞬間が“フィーバータイム”です。
この時期に最も重要なのは、「毎日投稿」「質を落とさない」「投稿頻度を下げない」こと。ここで手を抜いてしまうと大チャンスを逃してしまいます。
ブレないジャンルと行動力がすべて
リールのテーマ、見せ方、投稿頻度――すべてが一貫していることが、アカウントへの信頼感とファン化につながります。
SNS初心者がやりがちな失敗とは?
- 初投稿すら行わずにアカウントだけ整えて満足する
- 再生数が伸びない投稿をすぐ削除する
- 他人と比較してモチベーションを失う
成功する人は「失敗も含めてデータ」と考え、淡々と投稿を続けます。
伸びるアカウントに共通するマインドセット
インスタ運用で成功しているアカウントには、共通する「考え方」や「心構え」があります。ただ情報を投稿するだけでなく、結果が出るまでやり抜く精神力や、失敗を前向きに捉える柔軟さが鍵です。
この章では、「長期スパンで考える」「失敗を恐れない」「他人と比べない」という3つのマインドセットを中心に、挫折せずに継続できるメンタルの作り方をご紹介します。
長期スパンで考える
「1ヶ月で1万人フォロワー」は夢物語。むしろ1年〜3年を見据えて地道に続けられるかが問われます。短期間で成果を求めすぎると、途中で燃え尽きます。
失敗を恐れない
毎日投稿しても、当たるのは月に1〜2本。大半は“外れ”です。それでもデータを取り続けるからこそ、当たりが見えてくる。
他人と比べない
アルゴリズムも、ジャンルも、投稿時間も異なるアカウントと自分を比較するのは意味がありません。自分の伸び率にだけフォーカスを。
まとめ:インスタ運用を成功させるための鉄則
インスタ運用で成功するためには、各フェーズごとに「やるべきこと」と「やらなくていいこと」を明確にしながら進めることが重要です。最初のフェーズ(0〜100人)では、質よりも量を重視し、投稿をとにかく続けることがカギとなります。この段階でペルソナや世界観を作り込む必要はなく、まずは「発信の習慣化」が最優先です。
次のフェーズ(100〜1000人)では、過去に反応が良かった投稿に注目し、テーマを絞って再現性のある投稿に集中します。さらに、最低限の編集スキルを身につけ、視聴者が見やすい動画を意識しましょう。この「選択と集中」によって、投稿の効果が大きく変わります。
最後のフェーズ(1000〜1万人)では、投稿経験がある程度積み重なってきたことで、つい気が緩みがちになります。しかしこのタイミングこそが勝負どころ。再びリサーチと改善を徹底し、ジャンルの一貫性を保ちながら、投稿の質と頻度をさらに高めていきましょう。
つまり、インスタ運用の成功には「行動」「分析」「継続」の3要素が不可欠です。それぞれのフェーズで必要な行動を的確に実行し、失敗から学び、同じことを繰り返さずに改善し続けることで、確実に成果へと近づくことができます。
よくある質問(Q&A)
Q1. 毎日投稿が難しい場合はどうすれば?
A. 週3投稿を目安にし、それ以上はストック投稿やテンプレート活用で乗り切りましょう。
Q2. 投稿が全然伸びなかったら削除した方がいい?
A. 削除せずに残しておきましょう。後伸びするケースもあります。
Q3. ジャンルが定まらないまま始めても問題ない?
A. 最初は模倣から始めて、徐々に自分の方向性を絞っていけばOKです。