Instagramストーリーズの運用、なんとなく感覚でやっていませんか?
実は2025年現在、ストーリーズのアルゴリズムやユーザーの反応は大きく変化しています。
ファン化を狙った“日常の投稿”やハッシュタグ活用が通用しない今、必要なのは戦略的な情報設計とストーリーズ設計。
この記事では、現場で実証された「閲覧率20%」をキープするための具体的なテクニックを10個に分けて解説します。
この記事を3行で解説
- Instagramストーリーズ運用の鍵は「閲覧率20%キープ」に尽きる
- 装飾やBGMより、シンプルで中身が濃い情報が圧倒的に強い
- ストーリーズはリール導線として戦略的に使うべきツール

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もくじ
Instagramストーリーズの役割は“ファン化”ではない
Instagramストーリーズはファン化のためのツールではありません。
多くの人が「日常の投稿」や「ポエム投稿」で共感を得ようとしますが、それは目的がズレています。
現代のストーリーズでは、ユーザーが“今まさに欲しい情報”を提供することが最も重要です。
専門分野に特化した有益な情報こそが、エンゲージメントを高めるカギです。
情報発信の質こそがストーリーズの生命線
ストーリーズで最も重視すべきなのは“内容の質”です。
可愛い装飾や派手なデザインに時間をかける必要はなく、本質的には99%が情報の中身で評価されます。
私自身、無地の背景にシンプルな文字だけで発信し、圧倒的な成果を出してきました。
無駄な装飾に時間を使うのではなく、伝えるべき情報の質に集中しましょう。
装飾にこだわるな、時間をかけるな
ストーリーズのデザインに凝りすぎるのは時間の無駄です。
文字の配置や背景を整えるために30分もかける人がいますが、その時間はコンテンツの質を高めることに使うべきです。
私のストーリーズは写真または無地の背景に文字を載せるだけ。
それでも閲覧率は安定しています。
時間をかける場所を間違えないことが大切です。
ハッシュタグはもう時代遅れ
ストーリーズにおけるハッシュタグの使用は、もはや無意味です。
数年前までは検索からの流入が期待できましたが、現在ではInstagramのアルゴリズム自体が進化しており、検索も“ハッシュタグなし”が主流です。
今はキーワード検索に対応しているため、ストーリーズでもテキストに直接キーワードを含める方が効果的です。
リストーリーズ・メンションは閲覧率を下げる
リストーリーズやメンションの多用は、閲覧率を大きく下げてしまいます。
リストーリーズは第三者の投稿をそのまま載せる行為であり、閲覧者からすれば「誰?」とスキップされがちです。
メンションも同様です。
外部とのやり取りはスクショやテキスト活用でスマートに対応しましょう。
リンク誘導のリスクを理解せよ
ストーリーズにリンクを多用することはアカウント凍結のリスクを高めます。
特に最近では、LINEや他SNSへの外部誘導リンクが制限対象となりやすくなっています。
また、リンクを貼ることで閲覧率が著しく低下する傾向も。
リンクはプロフィールに設置し、そこから誘導するのが最も安全で効果的な方法です。
BGMは百害あって一利なし
BGMや過剰な音演出は、むしろユーザー体験を損なう原因になります。
静かな場所で視聴しているユーザーにとって、突然の大音量は不快でしかありません。
さらに、BGMが原因で関連性のないユーザーにヒットし、表示精度が落ちることもあります。
ストーリーズは音声なし・文字中心がベストです。
ストーリーズの“役割”はリール強化
今のストーリーズは“ファンとの交流”ではなく“リールのブースター”です。
閲覧率20%を維持することで、次に投稿するリールの初動ブーストがかかりやすくなり、アルゴリズム上優位に働きます。
つまり、ストーリーズの最重要KPIは閲覧率。
雑談ではなく、有益情報でリールを育てる導線として活用しましょう。
ストーリーズリカバリーの運用術
2〜3日に一度の“更新しない日”をつくることが、閲覧率をリセットし回復させる最も簡単な方法です。
これは「ストーリーズリカバリー」と呼ばれ、多くの上級者が活用している手法です。
24時間何も更新しない→数時間あけて再投稿することで、次のストーリーズの閲覧率が高くなりやすいという実践的なテクニックです。
王道のライティング構成で刺さる文章を
ストーリーズでも“文章構成”が命です。
ポイントは【問題提起→導入文→内容】の順番。
例えば「プロテインは太る原因になる?」という問題提起から入り、背景や誤解を説明し、代替案を提示します。
ストーリーズも文字で“読むコンテンツ”として設計することで、読者に刺さりやすくなります。
よくある質問(Q&A)
Q1. ストーリーズは毎日投稿した方がいいですか?
A1. 毎日投稿も可能ですが、2~3日に一度の“リカバリー”日を設けることで、閲覧率を安定させやすくなります。
Q2. プロフィールのリンク以外で安全なリンク誘導法はありますか?
A2. ストーリーズからプロフィールへの動線(「気になる方はプロフィールへ」など)を明確に設けると効果的です。
Q3. リールとストーリーズの違いはどう使い分ければ良いですか?
A3. ストーリーズはリールを伸ばすための“下準備”と考え、有益情報で20%の閲覧率を維持しましょう。
ストーリーズ攻略完全ガイドのまとめ
Instagramストーリーズは、もはや“ファン化”や“装飾”の場ではありません。
現在の運用では、閲覧率20%の維持が最重要指標となり、有益な情報発信が成果を左右します。
本記事では、閲覧率を上げリールの再生にも直結するストーリーズ設計の最新ルールを10項目で具体的に解説しています。
非効率なやり方から脱却し、アルゴリズムに最適化された運用に今すぐ切り替えましょう。
ストーリーズで特に重要なポイント
- ストーリーズはファン化より「情報提供」が優先
- 閲覧率20%を維持しないとリールも伸びない
- 装飾やBGMは不要、シンプルなテキストが最強
- ハッシュタグやメンションは逆効果になることも
- リカバリー戦略(投稿をあえて空ける)で閲覧率回復
- ライティング構成は「問題提起→導入→結論」で設計することが鍵