「毎日忙しくて、インスタ更新まで手が回らない…」
「インスタ集客がうまくいかず、売上が伸び悩んでいる…」
個人サロンや飲食店、エステなど、実店舗を経営されているあなたへ。
その悩み、2025年の最新アルゴリズムを理解すれば解決できます。
実は、多くの方が知らないうちに「インスタ集客の常識」は大きく変わりました。
この記事では、自身も訪問看護ステーションを経営し、営業なしで月商4000万円を達成したSNSのプロ「もんぐち社長」の解説を元に、今すぐ実践できるInstagram店舗集客の完全攻略法10選を徹底解説します。
もう集客で悩まないために、一つずつ確認していきましょう。
この記事を3行で解説
- お客様はインスタではなく、Google検索でお店を探しているという事実を理解する。
- インスタだけでなく、Googleマップ(MEO)やホームページ(SEO)など複数の媒体を連携させることが必須。
- 公式LINEを活用してリピート施策を行うことで、安定した売上を確保できる。

𝕏(旧Twitter)のみで5ヶ月で1億円売り上げたIT教育会社2社の代表。SNSマーケティング、Web制作、アプリ制作、LINEマーケティング各スキルと鋼メンタルが身に付くITオンラインスクール『eduGate』 を運営しており、のべ1万人が受講。
もくじ
- 1 なぜ今、店舗集客が難しいのか?【2025年の現実】
- 2 大前提:お客様はインスタでお店を探さない!
- 3 インスタ店舗集客 完全攻略法10選
- 3.1 1. 【基本設定】Google検索に表示させる魔法のスイッチをONに!
- 3.2 2. 【導線設計】問い合わせのハードルを下げる
- 3.3 3. 【外部連携】ホットペッパーは辞めるな!大手プラットフォームとの賢い付き合い方
- 3.4 4. 【SEO対策】ホームページを「ちゃんと」作る
- 3.5 5. 【顧客心理】お客様の「比較検討」を制する情報発信
- 3.6 6. 【MEO対策①】Googleマップで「近くの〇〇」検索を独占する
- 3.7 7. 【リピート戦略】公式LINEで顧客とつながる
- 3.8 8. 【コンテンツ戦略】リールで売り込みはNG!
- 3.9 9. 【MEO対策②】口コミと情報更新が命
- 3.10 10. 【LTV向上】リピート・アップセル・クロスセル施策を設計する
- 4 店舗集客に関するQ&A
- 5 まとめ
なぜ今、店舗集客が難しいのか?【2025年の現実】
多くのお店がインスタ集客に苦戦している背景には、いくつかの要因があります。
- 景気の低迷とコロナ支援の終了: 経済的な不安から顧客の財布の紐が固くなっている
- 情報過多と競合の増加: どの情報が正しいか分からず、行動に移せない
- アルゴリズムの変化: 2025年にアルゴリズムが大きく変わり、従来のやり方が通用しなくなった
このような厳しい状況だからこそ、正しい知識と戦略が不可欠なのです。
大前提:お客様はインスタでお店を探さない!
最も重要なポイントは、「お客様は最初からインスタグラムでお店を探すわけではない」ということです。
多くの人は、以下のような行動をとります。
- Google検索: 「地域名+業種」(例:「心斎橋 美容室」)で検索
- 比較検討: 上位に表示されたGoogleマップやホットペッパー、ホームページをいくつか見る
- 最終確認: 気になったお店のインスタグラムをチェックして、雰囲気や実際の施術例を確認
- 予約: 最も信頼できると感じたお店に予約する
つまり、インスタグラムはあくまで最終的な意思決定の場。その前段階である「Google検索」であなたのお店が表示されなければ、お客様はそもそもあなたの存在に気づくことすらできないのです。
インスタ店舗集客 完全攻略法10選
この顧客行動を踏まえた上で、今すぐやるべき10の攻略法を見ていきましょう。
1. 【基本設定】Google検索に表示させる魔法のスイッチをONに!
インスタの投稿をGoogle検索結果に表示させる設定があります。これをONにするだけで、露出が格段に増えます。
設定方法: プロフィール画面 → 右上の三本線 → 「アカウントのプライバシー」 → 「公開された写真や動画が検索エンジンに表示されるのを許可する」をON
2. 【導線設計】問い合わせのハードルを下げる
「お問い合わせはDMで」は、お客様にとって心理的なハードルが高いです。ホームページの予約フォームや、予約専用の公式LINEなど、誰でも気軽に連絡できる窓口を用意しましょう。
3. 【外部連携】ホットペッパーは辞めるな!大手プラットフォームとの賢い付き合い方
「脱・ホットペッパー」を謳うコンサルタントもいますが、それは間違いです。
ホットペッパーのような大手プラットフォームはドメインが強く、検索で上位表示されやすいため、集客の入り口として必ず活用しましょう。
インスタは、そこから訪れたユーザーをファンにするための受け皿です。
4. 【SEO対策】ホームページを「ちゃんと」作る
「ペライチ」などの簡易的なページではなく、サーバーを契約し、独自のドメインを取得して、しっかりとしたホームページを作りましょう。
これがGoogleからの評価を高め、安定した集客に繋がります。
5. 【顧客心理】お客様の「比較検討」を制する情報発信
お客様は複数のお店を比較しています。
その中で選ばれるために、インスタ、Googleマップ、ホームページなど、全ての媒体で一貫性のある、充実した情報(メニュー、価格、口コミ、お店の雰囲気など)を発信し、信頼感を醸成しましょう。
6. 【MEO対策①】Googleマップで「近くの〇〇」検索を独占する
MEO(マップエンジン最適化)は、地域密着型の店舗にとって最強の集客ツールです。
「Googleビジネスプロフィール」に登録し、店舗情報を正確かつ詳細に入力してください。
特に地方エリアでは競合が少なく、絶大な効果を発揮します。
※個人宅サロンの方は住所が公開されるため注意が必要です。
7. 【リピート戦略】公式LINEで顧客とつながる
新規顧客の獲得だけでなく、一度来店してくれたお客様との関係構築も重要です。
公式LINEで顧客とつながり、誕生日クーポンやキャンペーン情報などを配信することで、リピート率(LTV:顧客生涯価値)を高めましょう。
8. 【コンテンツ戦略】リールで売り込みはNG!
リールは新規顧客にあなたを知ってもらうための「ビラ配り」です。
お店の宣伝ばかりするのではなく、「髪質改善のためのホームケア方法」など、ユーザーの役に立つ情報を発信することで、リーチを伸ばし、専門家としての信頼を得ましょう。
9. 【MEO対策②】口コミと情報更新が命
Googleマップでは口コミの数と質が非常に重要です。
来店されたお客様に口コミの投稿をお願いする仕組みを作りましょう。
また、定期的に情報を更新することで、Googleからの評価も高まります。
10. 【LTV向上】リピート・アップセル・クロスセル施策を設計する
新規集客だけに頼るビジネスは不安定です。
お客様がリピートしたくなるような施策(ポイントカード、次回予約割引など)や、より高単価のメニューをおすすめするアップセル、関連商品(シャンプーやトリートメントなど)を販売するクロスセルを設計し、顧客単価を上げていきましょう。
店舗集客に関するQ&A
Q1. やることが多すぎて何から手をつければいいか分かりません。
A1. まずは1番の「Google検索に表示させる設定」と、6番・9番の「Googleビジネスプロフィールの登録・情報充実」から始めてください。これらは無料ででき、即効性が高いため、最初に取り組むべき施策です。
Q2. ホームページは自分で作れますか?
A2. 最近はAIツールなどで比較的簡単に作成できますが、集客に繋げるためにはSEOの知識が必要です。
本気で成果を出したいのであれば、多少費用がかかっても、信頼できるWeb制作会社に依頼することをおすすめします。
ミニマムで10万〜30万円程度から制作可能な場合もあります。
Q3. ハッシュタグはつけなくてもいいのですか?
A3. 店舗集客の場合、以前ほどハッシュタグの重要性は高くありません。
全くつけないのも不安であれば、「#地域名+業種」のようなタグを数個つける程度で十分です。
それよりも、キャプション本文や動画内のテロップに地域名などのキーワードを入れる方が効果的です。
まとめ
2025年のインスタ店舗集客は、もはやインスタグラムの中だけで完結するものではありません。
Google検索やGoogleマップ(MEO)、ホームページ(SEO)、公式LINEといった外部ツールをいかに連携させ、お客様の「比較検討」の段階で選ばれるかが勝負の分かれ目となります。
今回ご紹介した10個の攻略法は、どれも地道ですが、やれば必ず結果に繋がります。まずはできることから一つずつ実践し、予約の鳴りやまない人気店を目指しましょう!
