「AIでリールを自動作成できるらしい」「Canva×AIなら10分でリール完成」──そんな情報をYouTubeで見かけていませんか?
しかし実は、それを鵜呑みにして実践すると“アカウント停止”のリスクすらあるのが2025年のInstagramの現実です。
この記事では、現役インスタ発信者の視点から「AIリール作成の何が危険で、どこまでがOKなのか」を徹底解説します。
この記事を3行で解説
- AIで作成したリールは“模倣コンテンツ扱い”でリーチ制限を受けるリスクがある
- AIは投稿文の補助や表現強化に使うのはOK、ネタ生成や丸投げはNG
- 安全かつ伸びるリール戦略は「AI補助+人間の創造」で作るのが最新トレンド

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もくじ
AIリール作成が危険視される理由
2025年現在、InstagramはAIが自動生成した“模倣コンテンツ”を厳格に制限しています。これはInstagram CEOのアダム・モッセリ氏が公式に述べた方針で、「他人の投稿を真似したような内容」「AIによる自動生成」が検出されると、リーチ制限やアカウント削除の対象となります。
AI判定は年々進化している
リールの内容は、AIによる自動解析で「似た構成・似た音声・似たテキストパターン」を検知できます。つまり、同じプロンプト(指示文)で作ったAIリールは、すぐに模倣判定を受けてしまうのです。
“伸びる人”がAIに頼らない理由
現役で毎日発信している人ほど、AI任せにしていません。理由はシンプルで「AIより人間の方が、ユーザーの心を動かすから」。AIは効率化には使えても、共感やストーリー性までは作り出せないのです。
AIを使ってもOKな“安全なリール作成法”
とはいえ、AIを完全に排除するのはもったいない。使い方次第では、制作の効率を上げつつ「自分らしい発信」を強化できます。
① アイデア発想・構成整理に使う
AIに「リールのテーマ案を10個出して」と指示すれば、方向性を見つけるきっかけになります。重要なのは“そのまま使わない”こと。AIが出した案をベースに、自分の視点で再構成しましょう。
② 投稿文を整えるために使う
自分で書いた原稿を「丁寧な言葉に変えて」とAIに頼むのは有効です。実際、現役の発信者もリールの“声明文”など、フォーマルな文章だけAIに校正させています。言葉選びを整える使い方は安全です。
③ CanvaやCapCutとの連携は“補助レベル”で
AIテンプレートをベースにするのはOKですが、構成・テロップ・音声の選定をAI任せにするのは危険です。AI素材を編集の“土台”として使い、最終仕上げは必ず自分の手で。
やってはいけないAI活用3選
Instagramのリール制作で特に危険なのが、以下の3つのAI活用です。
- 1. ChatGPTで生成した文章をそのまま投稿:同じプロンプトを使う人が多く、模倣認定されやすい。
- 2. 自動リール生成ツールで丸投げ:AIが動画・音声・字幕を自動組み合わせた投稿は高リスク。
- 3. AI音声でナレーションを作成:声のトーンや間が不自然で、ユーザー離脱率が高い。
AIリール作成は“使い方次第”で武器になる
AIはあくまで「人間の発想を拡張するツール」です。リールで結果を出す人は、AIを“代替”ではなく“補助”として使っています。つまり、AI×人間の共創がこれからの時代の正解です。
おすすめのAI活用ステップ
- テーマリサーチを自分で行う(3ヶ月以内の流行ワード)
- AIで構成案・見出しを作り、自分の言葉で肉付けする
- Canvaでデザインを作成し、最終チェックは人の目で行う
この3ステップを守れば、AIを使いながらも“模倣認定”を避け、安全にリールを伸ばせます。
まとめ:AIに頼らず、AIを使いこなせ
AIリール作成は“効率化の武器”であり、決して“代行者”ではありません。
AIに任せすぎればアカウント停止リスクを招きますが、正しく使えば企画力・構成力・発信速度を何倍にも伸ばせます。
リールは「感情×構成×継続」が命。AIを支えとして、自分のストーリーを発信していきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. AIで作ったリールは本当にバレますか?
はい。InstagramのAIが構成・音声・テキストパターンを検知し、模倣コンテンツとしてリーチ制限を行います。
Q2. CanvaのAIテンプレートを使うのは安全ですか?
デザイン補助としての利用は問題ありません。ただし、AIが生成した動画・音声をそのまま投稿するのは避けましょう。
Q3. AIをどう使えば伸びるリールを作れますか?
テーマリサーチと構成は人間、言葉の整えやデザイン補助はAI。分業スタイルが最も効果的です。
Q4. 今後AIでの投稿は完全禁止になりますか?
現状では「AIの自動生成・模倣コンテンツ」が禁止対象。人の意図が明確なAI活用(補助)は引き続き安全です。
