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インスタが「リール専用アプリ」を開発中?今後のInstagram戦略とショート動画時代の到来

こんにちは、SNSマーケティングの専門家もんぐちです。

最近、「Instagramがリール(Reels)専用の独立アプリをリリースする準備を進めている」という話題が業界内外で注目を集めています。
従来、リールはInstagramアプリの中の1機能に過ぎませんでしたが、それが単体アプリとして切り出されるとなると、SNSプラットフォームとしての在り方や、私たちマーケターの戦略も大きく変わってくることは間違いありません。

本記事では、独立アプリ「Reels」に関する最新情報、Meta社の狙い、そしてこれからのInstagram運用で重視すべきポイントを丁寧に解説していきます。

もんぐち社長
もんぐち社長(@monguchitakuya)
𝕏(旧Twitter)のみで5ヶ月で1億円売り上げたIT教育会社2社の代表。SNSマーケティング、Web制作、アプリ制作、LINEマーケティング各スキルと鋼メンタルが身に付くITオンラインスクール『eduGate』 を運営しており、のべ1万人が受講。

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Instagramがリール単独アプリを準備中?

Instagramがリールを「別アプリ」として切り出す動きは、単なる機能強化ではなく、大きな戦略転換を意味しています。

海外ではすでにアプリストアに登場

実際に、海外のAndroid端末では「Reels」という名称のアプリがストア上に表示され始めており、まだダウンロードはできないものの、リリースは時間の問題と見られています。
これはInstagramがリールに対して本腰を入れている証拠であり、「これからの時代はショート動画が主役になる」というメッセージでもあります。

Instagramはこれまでも新機能を段階的にリリースしてきましたが、今回のReelsアプリ独立は、機能改善の域を超えた「メディア消費の再定義」ともいえる動きです。

新アプリ「Reels」の主な機能と目的

新たに登場するであろう「Reels」アプリは、ただ動画を見るだけのアプリではありません。ユーザー体験を根底から再設計する機能が実装される予定です。

1. フォロー前からの視聴傾向分析

これまでのInstagramでは、「フォロー」して初めてユーザーの好みが明確になり、アルゴリズムが機能する仕組みでした。
しかし、Reelsではフォローする前から視聴履歴をAIが解析し、好みに合った動画をおすすめする仕組みに進化。これにより、新規ユーザーがどんどん動画に触れる設計になっています。

2. 自動字幕・翻訳の強化

現在でも一部のリール投稿には字幕や翻訳がついていますが、多くは投稿者の手間に依存しています。
新アプリではAIによる自動字幕と多言語翻訳が標準搭載される可能性が高く、海外ユーザーへの接触ハードルが一気に下がります。

この進化により、グローバルな視点でのエンゲージメントが広がり、発信者にとっては新たな市場を開拓できるチャンスが広がります。

Meta社の狙いとは?リールで新規ユーザーを獲得

Metaがこのタイミングでリール専用アプリを出す背景には、複数のマーケティング的な狙いがあります。

最も大きな狙いは、新しいユーザー層の獲得です。
現在、若年層の多くがTikTokやYouTubeショートに流れている中、MetaはInstagramを通じてそれらの層を取り込もうとしています。

Threads(Xの代替)やEdits(編集特化アプリ)といった新しいアプリ群の投入も、ユーザーの多様なニーズに対応するための布石。Reelsもその延長線上にある戦略的ピースだといえるでしょう。

今後のInstagramは「フィード投稿」が廃れる?

ここで気になるのが、既存の「フィード投稿」の未来です。
写真やカルーセル投稿に頼っていた時代は、もしかしたら終わりを迎えるのかもしれません。

過去の機能「IGTV」の廃止もヒントに

かつてInstagramは「IGTV」という縦長動画特化の長尺動画機能を導入しましたが、数年でサービスを終了しました。
その教訓から「長尺動画よりも、短尺でテンポの良い縦型ショート動画が支持されている」という明確な市場の声が読み取れます。

Instagramの機能も今後は「動画前提」で設計され、リールを中心に他の機能が連携する構造に変わるかもしれません。

縦型動画の文化が標準になる未来

スマホの画面サイズ、ユーザーの視聴行動、通信環境などすべてが「縦型ショート動画」に最適化されつつあります。

YouTubeショートの普及、TikTokの世界的台頭、縦型ドラマや縦型広告の増加。これらの流れを見ても、今後SNS上での発信は「縦型動画ファースト」が当たり前になるでしょう。

InstagramがReelsアプリを独立させる狙いも、まさにこの縦型文化を取りにいくものです。

結論:これからのインスタ運用は「リール一択」

ここまでお伝えしてきた通り、Instagramの戦略は今後、リールを中心に回ることが予測されます。

  • フィード投稿の効果は徐々に薄れつつある
  • リールは再生回数・保存数・拡散力すべてにおいて優位
  • Meta社はあらゆる資源を「動画・縦型・短尺」に集中

リールは「一過性のブーム」ではなく、今後のInstagramを支える中核的な機能です。
今のうちからリールを軸としたアカウント設計やコンテンツ戦略に切り替えることで、ライバルと圧倒的な差をつけられるはずです。

おわりに:今後も最新情報を発信します

本ブログでは、InstagramやTikTok、YouTubeショートなど、ショート動画時代の最新動向や活用法を発信しています。
リール専用アプリの続報や、リールを活かしたSNS戦略、マーケティングの具体事例なども今後取り上げていきます。

Instagramの運用で迷っている方や、これから始めたいという方は、ぜひブログをブックマークし、最新情報をチェックしてみてください。

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