Instagramのストーリーズは、単なる日常の共有ツールではありません。
最新のアルゴリズムに合わせた適切な運用をすれば、アカウント全体のエンゲージメントとリーチ数を飛躍的に向上させる強力な武器になります。
この記事では、ストーリーズ運用の常識を覆す10のポイントを徹底解説します。
Instagramのストーリーズを伸ばすための秘訣を、多くの人が誤解しているストーリーズの活用法を根本から覆し、最新のアルゴリズムに合わせた運用方法を具体的に解説。
あなたのインスタグラムアカウントを劇的に成長させるための、目から鱗の情報が満載です!
この記事を3行で解説
- ストーリーズは「ファン化」ではなく「専門分野の有益情報発信」に特化すべき。
- 装飾やハッシュタグ、BGMなどは不要。シンプルなテキスト型ストーリーズが閲覧率を上げる。
- ストーリーズの閲覧率20%維持と「リカバリー機能」がリール投稿のリーチ拡大に繋がる。

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ストーリーズは「ファン化」に有効、は間違い!専門分野の有益情報を発信せよ
かつてストーリーズは、フォロワーとの距離を縮め、親密度を高める「ファン化」の場だと考えられていました。
しかし、これは過去の常識。現在のInstagramでは、ストーリーズは専門分野に関する「今、ユーザーが求めている情報」を発信する場として機能します。
カフェでの日常や個人的な感情の吐露は、自己満足に過ぎません。ユーザーはあなたの専門知識から得られる価値を求めています。
例えば、ダイエットアカウントであれば、最新の栄養知識や効果的な運動法など、ユーザーの悩みを解決する情報を提供しましょう。
見やすい装飾や文字配置の工夫は不要!内容で勝負
「可愛く」「おしゃれに」と凝った装飾や文字配置に30分もかけていませんか?これは時間の無駄です。
ストーリーズにおいて重要なのは、装飾の美しさではなく、コンテンツの内容が99%を占めます。
シンプルに無地の背景にテキストを配置するか、写真の上に文字を重ねる程度で十分です。
あなたのインスタグラムは自己満のためではなく、ユーザーの役に立ち、そこから収益を得るためのものです。
余計な装飾に時間を費やすよりも、価値ある情報作成に注力しましょう。
3. ハッシュタグの利用はもはや不要!
「ストーリーズにハッシュタグをつければ、検索から流入がある」という話は、もはや大昔の常識です。現在、Instagramでのハッシュタグ検索の利用頻度は激減しており、ユーザーはキーワードで直接検索する傾向にあります。
Instagramの検索機能も進化し、ハッシュタグなしでも関連コンテンツがヒットするようになっています。
ストーリーズにおいても、ハッシュタグは不要と認識しましょう。
4. リストーリーズは閲覧数を低下させる!スクショを活用せよ
メンションされたストーリーズや外部ツールを使って、他人のストーリーズを自分のストーリーズに再投稿(リストーリーズ)していませんか?これは閲覧率を低下させる原因となります。
ストーリーズの閲覧率は、フォロワー数の20%が目安です。
リストーリーズは、あなたのフォロワーにとって「誰?」というアカウントのコンテンツが表示されるため、スキップされやすく、結果として閲覧率が落ちてしまいます。
お客様の声などを紹介したい場合は、スクショを撮って写真として投稿するのが正解です。
5. メンション機能も慎重に!無闇な利用は閲覧率低下を招く
ストーリーズで他のアカウントをメンションすると、相手のDMに通知が届き、シェアを促すことができます。
しかし、これもリストーリーズと同様に閲覧率低下の原因となり得ます。
特に、個人的なやり取りや友達との会話を頻繁にメンションしてストーリーズに投稿しているアカウントを見かけますが、これは避けるべきです。
あなたのフォロワーが興味のないメンション投稿は、スワイプされてしまう可能性が高いでしょう。
6. リンク誘導は赤BANリスクあり!プロフィールリンクを活用
ストーリーズに直接アフィリエイトリンクや自社商品のリンクを貼って誘導していませんか?
過度なリンク誘導はアカウントの制限や赤BAN(アカウント停止)のリスクを高めます。
リンク誘導は、基本的にプロフィールのリンクで行うのが最も安全で効果的です。
ストーリーズで興味を引かせ、プロフィールへの誘導を促しましょう。
最近のInstagramは外部SNSへの誘導にも厳しくなっており、LINE公式アカウントへのリンクも制限されるケースが増えています。
閲覧率の低下にも繋がるため、注意が必要です。
7. BGMやGIF素材は逆効果!ユーザー体験を損なう可能性
ストーリーズにBGMやGIF素材を使用していませんか?これらは避けるべきです。
BGMによるコンテンツヒットの可能性: BGMの検索によって意図しないコンテンツがヒットする可能性があります。
ユーザー体験の低下: 多くのユーザーは音なしでストーリーズを視聴しています。
急にBGMが流れると不快に感じる人も多く、特に公共の場などで視聴している場合は迷惑になることもあります。
シンプルな表現で、コンテンツの内容そのもので勝負しましょう。
8. ストーリーズの役割は「リール拡散の担保」に変化!
昔はフォロワーとの交流の場、遊び場としての役割が強かったストーリーズですが、今はその役割が大きく変化しています。
現在のストーリーズの主な役割は、リール投稿のリーチ拡大を担保することです。
ストーリーズの閲覧率を20%以上キープすることで、あなたがリールを投稿した際に、その20%のユーザーが真っ先にリールを見てくれます。
これにより、Instagramのアルゴリズムは「このリールは特定の層に需要がある」と判断し、そのリールをさらに広範囲のターゲット層に拡散してくれるのです。
ストーリーズはもはや「ファン化」や「交流」の場ではなく、アカウントのリーチを安定させるための有益情報発信ツールと認識しましょう。
9. 2〜3日に一度は「リカバリー機能」を使え!
これは運用が上手な人が実践している秘策です。2〜3日に一度、ストーリーズを24時間更新しないタイミングを作りましょう。
24時間ストーリーズを更新しない。
何も上がっていない状態から30分〜1時間後、新しいストーリーズを1枚だけ投稿する。
その日はそれ以上更新しない、またはもう1枚程度に留める。
この「ストーリーズリカバリー」を行うことで、閲覧率が回復するというアルゴリズムが確認されています。
ぜひ試してみてください。
10. 王道のライティング構成を知る!テキスト型ストーリーズで情報価値を最大化
現在のストーリーズは、動画やGIFアニメーションよりもテキストでの情報発信が重要です。
基本的なストーリーズのライティング構成を知り、実践することで情報価値を最大限に高めましょう。
テキスト型ストーリーズの王道構成は以下の通りです。
問題提起: ユーザーの悩みや疑問を提示する。「ダイエットでプロテインを使っている人は逆に太ります」など、関心を引く問いかけから始めます。
導入文: 問題提起の背景や、多くの人が陥りがちな誤解などを説明し、ユーザーをさらに引き込みます。
内容: 問題の解決策や、具体的な情報、代わりになる提案などを簡潔に伝えます。
この構成で、無地の背景にテキストを配置するか、写真の背景にテキストを重ねる形でストーリーズを更新することで、ユーザーに価値ある情報を届け、閲覧率の向上に繋がります。
まとめ
Instagramのストーリーズ運用は、今、大きな転換期を迎えています。
過去の常識にとらわれず、最新のアルゴリズムに合わせた運用戦略を取り入れることが、アカウント成長の鍵となります。
今回ご紹介した10のポイントを実践し、あなたのInstagramストーリーズを「ファン化」のためではなく、「専門分野の有益情報発信」と「リール投稿のリーチ担保」のために最大限に活用してください。
Q&A:よくある質問
Q1: ストーリーズを毎日投稿しなくても良いのですか?
A1: はい、毎日投稿にこだわる必要はありません。むしろ、2〜3日に一度の「リカバリー機能」を活用するために、意図的に更新しない日を設けることが推奨されます。重要なのは、投稿頻度よりもコンテンツの質と、閲覧率20%の維持です。
Q2: ストーリーズで質問スタンプやアンケートスタンプを使うのは効果的ですか?
A2: 質問スタンプやアンケートスタンプは、ユーザーとのインタラクションを生み出す点で有効なツールです。ただし、これも「専門分野に関する有益な情報」の提供や、ユーザーのニーズを探る目的で使用することが重要です。個人的な質問やどうでも良いアンケートは避け、コンテンツの質を高めるために活用しましょう。
Q3: ストーリーズの閲覧率が20%に満たない場合、どうすれば良いですか?
A3: 閲覧率が低い場合は、以下の点を見直しましょう。
コンテンツの内容: ユーザーが本当に求めている有益な情報を提供できているか?
投稿時間: フォロワーがアクティブな時間帯に投稿しているか?
リカバリー機能の活用: 定期的にリカバリー機能を使っているか?
テキスト型ストーリーズの導入: シンプルで分かりやすいテキスト情報に特化しているか?
これらの改善を試みながら、継続的に分析と検証を行いましょう。