2025年12月、Instagramは全ユーザーに大きな影響を与える過去最大級のアップデートを実施します。
「Instagram終了」というショッキングな言葉がトレンド化していますが、サービスが停止するわけではありません。
しかし、これまで当然とされていたインスタ運用の常識が“ほぼすべて無効化”するレベルのゲームチェンジが起きます。
今回の記事では、12月16日に始まるInstagramの新アルゴリズム・AI導入の背景、消える投稿ジャンル、勝ち続ける運用法まで体系的に解説します。
この記事を3行で解説
- 12月16日からInstagramのレコメンド仕様が激変し、従来のノウハウが通用しなくなる。
- 浅い・広い投稿は伸びず、専門性の高い“トークリール”が勝者になる時代へ。
- フォロワー1万人未満・運用歴1年未満の人ほど“最大のチャンス”が訪れる。

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もくじ
2025年12月「Instagram終了」と言われる理由とは?
12月16日からInstagramにAIチャットと新しいレコメンドアルゴリズムが本格導入されます。
これにより、従来の「フィード投稿」「ハッシュタグ攻略」「浅いリールで再生数を取りに行く」などの施策がほぼ無効化されます。
Instagramが目指しているのは “あなた専用の最適化された世界” をつくること。
つまり、「ユーザーの好みをAIが直接聞き取り、個別最適化されたおすすめを表示する」という方向へ完全に舵を切った形です。
この仕様変更により、今まで伸びていたアカウントの大半が伸びなくなるという状況が現実的に起こります。
アップデートの背景:Instagramの業績とAI戦略
Instagramは2025年、リールとレコメンド機能の強化により業績が急伸。
その勢いをさらに加速させるため、MetaはAIチャット導入とポリシー変更を決定しました。
ポイントは次の3つです。
- AIチャットでユーザーの好みをヒアリング
- カテゴリー選択型のアルゴリズム(海外テスト中)
AIチャットでユーザーの好みをヒアリング
利用者へ「どんなジャンルが好き?」とAIが直接聞くことで、さらに精度の高いおすすめ表示が可能に。
カテゴリー選択型のアルゴリズム(海外テスト中)
ビューティ、ボクシング、カメラなど 数百のジャンルからユーザーが自分で選択できるように。
選んだジャンルのリールが大量に表示される時代になります。
専門性アカウントが圧倒的に強くなる
ターゲティング精度が上がるため、浅い投稿より「専門性が高い内容」が伸びる構造に変わります。
何が起こる?12月16日以降に起こる最大の変化
浅く広い投稿が伸びにくくなる
例:
- コンビニで買えるダイエット飯
- 100日後に痩せる系企画
- 日常Vlog・暮らし系
- グルメ紹介
- お出かけスポット紹介
- 美容や小技紹介の浅いTips投稿
これらは 再生数は取れても売上に繋がらないジャンル でしたが、今後は再生すら取れにくくなります。
反対に伸びるのは次のような投稿です。
本気のユーザーに刺さる専門投稿
例:
- ダイエットの代謝計算を理論で説明
- マーケティングの実務レベルの戦略
- 医療・介護・専門職の深いノウハウ
- ビジネスや教育系の構造化された情報
今まで伸びなかった専門領域が、必要な人にだけ大量に届けられる世界になる のです。
終わるアカウントの特徴:この4タイプは要注意
- プロセスエコノミー(100日後に○○系)
→ すべて終了。AIのターゲティングに勝てない。 - 記録・Vlog・ゆるい日常投稿
→ 再生数は取れても広告単価が下がり、マネタイズ不能に。 - 浅い美容・浅いダイエット・浅いお役立ち系
→ 専門性アカウントにリーチを奪われる。 - アフィリエイト頼りの運用
→ 規制強化と競争激化でほぼ稼げない構造に。
- 「フォロワーは多いけど売れない」アカウントほど、今回の変更は大打撃となります。
一方で“最大のチャンス”が来る人とは?
- フォロワー1万人未満
- 運用歴1年未満
- 専門性を持っている or 今から磨ける人
この層はアルゴリズムの恩恵を最も受けやすく、一気に伸びる“新時代の主役” と言えます。
逆に、
- 1年以上運用している
- 浅い投稿で伸ばしてきた
- 過去のノウハウに依存している
という人は 戦略を全面的に作り直す必要があります。
勝つアカウントの結論:トークリール一択
Instagramで最も伸び、最も売上が出る投稿は トークリール です。
【トークリールが最強な理由】
- 制作コストが低い
- 情報量が多い(声・表情・論理)
- 専門性が伝わりやすい
- AIの“深い内容優遇”に完全適合
- 視聴者の信頼形成が圧倒的に早い
- 再生数は3〜5万でも月商7000万レベルの売上が可能
Vlog・アフレコは 共感は生むが売れない投稿 のため、今後は急速に衰退していきます。
リールで伸ばす唯一の方法:リサーチの徹底
「伸ばしたい内容を投稿する」時代は終わり。
これからは需要がある内容だけ話すことが必須です。
【リサーチの具体的手順】
自分のジャンルで10個のキーワードを書く
それぞれをリールタブで検索
以下の条件を満たす動画を抽出
- 3万回以上
- 投稿者のフォロワー数以上再生
- 1週間以内
そのテーマを自分の言語で話す
需要は数字が示します。
伸びている動画=そのジャンルの“今のリアルなニーズ”です。
ストーリーズは「ファン化」ではなく“リールの推進装置”へ」
ストーリーズは次の役割に変化します。
リールの評価を爆上げする装置
フォロワーの20%にストーリーが閲覧されると、Instagramは「この人の投稿はこの層に刺さる」と判断し、そのジャンルのユーザーへ大量にリコメンドが送られます。
【閲覧率を20%にする運用ルール】
- 1日1投稿(多くても2投稿)
- 文字×写真のシンプル構成
- リサーチで需要のある内容を書く
- 過去に伸びたリールと同テーマにする
- 3日に1度、24時間ストーリーズを休む
これで閲覧率は劇的に改善します。
Instagram運用で“絶対にやってはいけない”こと
- 自分に都合のいい部分だけ学ぶ
- リールだけ見る/ストーリーズだけ見る
- 浅いノウハウだけ触る
- 旧時代の運用方法を続ける
Instagramは「総合戦」であり、一部分だけを摘み食いしても成果は出ません。
栄養バランスを無視して唐揚げだけ食べるのと同じです。
全部やる人だけが勝つ時代 に突入しました。
まとめ:2025年12月、Instagramは終わりではなく生まれ変わる
Instagramは終了しません。
しかし、古いInstagramは2025年12月16日で完全に終わります。
今まで伸びないと言われてきた専門家・職人タイプの発信者が勝ち、
浅い情報を出していたアカウントは淘汰されていくでしょう。
- これからは
- 深いノウハウ
- 本質的な教育
- トークリール中心の構成
- リサーチに基づく投稿
- ストーリーズの戦略的活用
がすべて。
2025年12月のアップデートは、本物の発信者だけが生き残る時代の始まり と言えます。
よくある質問(FAQ)
Q1.Instagramのサービス自体は終了しますか?
A.いいえ、終了しません。終了するのは「旧運用の常識」です。12月16日からアルゴリズムが刷新されます。
Q2.浅い投稿はもうダメですか?
A.はい。AIのターゲティング強化により浅い投稿は推奨されず、専門性投稿が優遇されます。
Q3.フォロワーが少ないと不利ですか?
A.むしろ有利です。フォロワー1万人未満、運用1年未満のアカウントは“伸び代が最大”と言われています。
Q4.最も伸びる投稿形式は?
A.トークリールです。制作が早く、情報量が多く、専門性を伝えやすいため圧倒的に有利です。
Q5.まず何から始めればいい?
A.ジャンル内で「需要がある内容」をリサーチし、トークリールで発信してください。
