「Instagramのフォロワーが増えない」「最近リーチが落ちた」と悩んでいませんか?
実は今、Instagramのアルゴリズムに大激変が起きています。Instagram責任者のアダム・モセリ氏自身が「フォロワー数は意味がない」と断言するほど、プラットフォームのルールが根本から変わろうとしているのです。
この記事では、Instagramで起こっているアルゴリズムの革命的変化と、2026年に向けて生き残るための具体的な攻略法を徹底解説します。
この記事を3行で解説
- Instagram責任者が「フォロワー数は無意味」と断言。AIと手動入力による「ユア・アルゴリズム」が実装へ。
- 2026年の攻略鍵はフォロワー数ではなく「おすすめ表示(発見タブ・リール)」の完全掌握にある。
- 「リアルタイムリサーチ」と「週3〜7回の投稿」でアクティブクリエイター認定を目指すのが最短ルート。

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もくじ
Instagramアルゴリズム大激変!「フォロワー数は無意味」の真意とは
Instagramのトップであるアダム・モセリ氏が、リール動画の中で衝撃的な発言をしました。
「フォロワー数は意味がない」
これは極端な表現に聞こえますが、現在のInstagramの方向性を正確に表しています。なぜなら、Instagramは「フォローしている人の投稿を見る場所」から、「AIがおすすめする興味関心コンテンツを見る場所」へと完全にシフトしたからです。
Instagramユーザー数30億人突破の背景
現在、Instagramのユーザー数は30億人を突破しています。世界の約2人に1人が利用している計算です。この驚異的な成長を牽引しているのが「リール(Reels)」と「DM機能」です。
特に若年層にとって、Instagramは単なるSNSではなく、LINEやメールに代わる「連絡先交換ツール」としてのインフラになっています。
新機能「ユア・アルゴリズム(Your Algorithm)」とは?
今回の「Instagram アルゴリズム 大激変」の核となるのが、一部地域でテスト導入が進んでいる「ユア・アルゴリズム(Your Algorithm)」という新機能です。
精度100%のレコメンド機能
これまでのおすすめ表示は、AIがユーザーの行動履歴から勝手に推測して表示していました。しかし「ユア・アルゴリズム」では、ユーザー自身が興味のあるカテゴリ(例:ボクシング、マーケティングなど)を手動で追加・カスタマイズできるようになります。
従来のAI学習(自動):精度は高いが完璧ではないユア・アルゴリズム(自動+手動):AIの推測に加え、ユーザーの意思が反映される
この掛け算により、おすすめ表示の精度は劇的に向上します。つまり、ユーザーは自分の興味があるコンテンツしか見なくなり、「フォロワー数が多いから表示される」という古いロジックは完全に通用しなくなるのです。
2026年版 Instagram攻略の3つのポイント
では、この激変するアルゴリズムの中で、発信者はどう戦えばいいのでしょうか?
ここからは、2026年を見据えた具体的な3つの攻略ポイントを解説します。
1. 「リアルタイムリサーチ」の徹底
投稿を作る前に、必ず「リアルタイムリサーチ」を行ってください。これは、直近で需要があるネタを確実に拾うための手法です。
【リアルタイムリサーチの手順】
- 直近1週間以内に投稿されたリールを探す。
- 「再生回数 > フォロワー数」となっている投稿を見つける。
- 対象外の例:フォロワー5万人で、3万回再生(フォロワー力で回っているだけ)
- お手本の例:フォロワー1万人で、3万回再生(コンテンツの企画力で回っている)
- その企画や構成を参考に自分のリールを作成する。
今まさに動いている「アクティブユーザー」に刺さっているネタを投稿することで、フォロワー数に関係なくおすすめ表示を狙い撃ちできます。
2. 「アクティブクリエイター認証」を受ける
Instagram側は、ユーザーを以下の3つに分類しています。
- アクティブクリエイター:頻繁に発信し、有益なコンテンツを提供する人
- ROM専(ロムセン):見る専門の人
- 非アクティブクリエイター:発信頻度が低く、活動実態が不明な人
Instagramがおすすめ表示で優遇するのは、当然「1. アクティブクリエイター」のみです。「2」や「3」のアカウントが投稿しても、リーチは伸びません。
【アクティブクリエイターになる条件】
- 投稿頻度:理想は毎日(週7回)。最低でも週3回。
- 継続期間:上記を3ヶ月間継続する。
- 指標:プロフェッショナルダッシュボードで**「フォロワー外へのリーチ」が50%前後**で推移していること。
最初は大変ですが、この基準をクリアしないと、そもそも戦いの土俵に上がれません。
3. フォロワー数という「虚像」を追いかけない
最も重要なマインドセットの変更です。フォロワー数を増やすために「相互フォロー」をしたり、「プレゼント企画でコメント欄を自動化(チャットボットへの誘導)」したりするのはやめましょう。
なぜフォロワー集めがダメなのか?
規約違反のリスクがある(特に過度なコメント誘導)。
属性の悪いフォロワーが増えると、エンゲージメント率が下がり、アルゴリズム評価が落ちる。
「フォロワー数が多い=集客できる」ではない。
これからは、フォロワーが少なくても、質の高いコンテンツで「適切なターゲット」にリーチできれば、商品は売れますし、集客も可能です。
数字あそびではなく、本質的なコンテンツ作りが求められます。
まとめ:おすすめ表示の掌握こそが全て
Instagramのアルゴリズム大激変の本質は、「フォロワーベース」から「インタレスト(興味関心)ベース」への完全移行です。
リアルタイムリサーチで、今需要があるネタを見つける。
週3〜7回の投稿で、Instagramに「活動者」として認知させる。
フォロワー数に固執せず、おすすめ表示に乗ることだけに集中する。
この3点を守れば、2026年に向けてさらに加速するInstagramのリール全盛期で、大きな成果を上げることができるでしょう。
よくある質問(FAQ)
記事の内容に基づき、Instagramのアルゴリズムに関するよくある質問をまとめました。
Q. 毎日投稿しないとアカウントは伸びませんか?
A. 理想は「毎日投稿(週7回)」です。Instagramから「アクティブクリエイター」として認識されるためには、最低でも週3回の投稿を3ヶ月続ける必要があります。週1〜2回では「非アクティブ」とみなされ、おすすめ表示されにくくなるリスクがあります。
Q. フォロワー数は本当に全く気にしなくて良いのですか?
A. 権威性という意味では多少意味がありますが、投稿のリーチ(拡散)においては重要度が下がっています。フォロワーが多くても、内容がつまらなければ表示されません。逆にフォロワーが少なくても、アルゴリズムに適した投稿であれば数万人に届くのが現在のInstagramです。
Q. 「ユア・アルゴリズム」はいつ日本で実装されますか?
A. 現在は一部地域でのテスト段階であり、日本での正式実装時期は未定です。しかし、Instagramの機能追加はテストから実装まで早い傾向にあるため、今のうちから「ユーザーが自ら選びたくなるようなジャンル特化型のアカウント」にしておく準備が必要です。
