2025年、Instagramに待望の「リポスト機能」が本格的に導入され、SNSマーケターやインフルエンサーの間で大きな話題となっています。
「X(旧Twitter)のリツイートみたいなもの?どうやって使うの?」
「この新機能、うまく使ってフォロワーや再生数を伸ばせないかな?」
そんな疑問や期待をお持ちではありませんか?
実はこのリポスト機能、ただ他人の投稿をシェアするだけの単純なものではありません。
その仕組みを正しく理解し、戦略的に活用することで、あなたのアカウントを爆発的に成長させる起爆剤になり得るのです。
この記事では、SNSマーケティングのプロが、リポスト機能の基本から、まだ誰も語っていない日本初公開の攻略法、そして知らずに使うと危険な落とし穴まで、徹底的に解説します。
この記事を3行で解説
- Instagramの新機能「リポスト」は、他人の投稿を自分のフォロワーにシェアする機能。
- 「公式アカウント→個人」や「グループ内相互」で活用すれば、リーチを爆発的に伸ばせる。
- ただし、再生数目的の「拡散グループ」はアカウント評価を下げるため絶対NG。

𝕏(旧Twitter)のみで5ヶ月で1億円売り上げたIT教育会社2社の代表。SNSマーケティング、Web制作、アプリ制作、LINEマーケティング各スキルと鋼メンタルが身に付くITオンラインスクール『eduGate』 を運営しており、のべ1万人が受講。
もくじ
Instagramの新機能「リポスト」とは?基本をおさらい
まずは「リポストって何?」という方のために、基本を簡単にご説明します。
リポスト機能とは、他のユーザーのフィード投稿やリール動画を、自分のフォロワーのタイムラインに共有(シェア)できる機能です。
共有された投稿は、あなたのプロフィールに追加される専用の「リポストタブ」(回転する矢印のようなアイコン)にアーカイブされていきます。
リポスト機能のポイント
機能: X(旧Twitter)の「リツイート」やThreadsの「リポスト」とほぼ同じ。
表示: 自分のプロフィール内のリポストタブに一覧表示される。
分析: 自分の投稿がどれだけリポストされたかは、リールのインサイトから確認可能。ただし、現時点では「誰が」リポストしたかまでは分かりません。
「なるほど、便利そうだけど、これだけでアカウントって伸びるの?」
そう思われた方、その通りです。現時点では、リポストされたからといって、Instagramのアルゴリズム上で直接的に投稿が優遇されるわけではありません。大切なのは、この機能をどう戦略的に「活用」するかです。
【即実践OK】インスタのリポスト機能で爆伸びさせる2つの攻略法
ここからが本題です。単なる機能解説をしている他のサイトでは語られていない、具体的な2つの攻略法をご紹介します。
攻略法①:公式アカウントを「中の人」がリポストする
インスタの弱点として、企業やブランドの「公式アカウント」のような属人性の低いアカウントは、個人アカウントに比べて伸ばしにくいという課題がありました。
しかし、リポスト機能がこの常識を覆します。
例えば、あなたが運営するブランドの公式アカウント(非属人)があるとします。
その公式アカウントで発信した商品を、あなた個人のアカウント(属人)でリポストするのです。
こうすることで、信頼性や親近感のある個人アカウントを通じて、リーチしにくかった公式アカウントの投稿を効率的に拡散できます。
これは、インフルエンサーが自身のプロデュース商品の公式アカウントを宣伝する場合などにも絶大な効果を発揮します。
ポイント: 属人性の高い「個人アカウント」の力を使って、伸び悩んでいた「公式アカウント」のリーチを爆発させる!
攻略法②:ビジネスグループ内での「相互リポスト」
複数のメンバーで活動しているグループやチームにとって、リポスト機能は最強の武器になります。
例えば、4人組のダンスグループ「おばフェス」さんや、私たちのSNSマーケティングスクール「eduGate」の講師陣のように、複数のメンバーがそれぞれ個人アカウントを持っているケースを考えてみましょう。
グループの公式アカウントや、メンバーの誰か一人が投稿する。
その投稿を、他のメンバー全員が自分のアカウントでリポストする。
これにより、各メンバーが抱えるフォロワー全員に投稿が届く可能性が生まれ、単純計算でメンバーの人数倍の相乗効果が期待できます。
今までは難しかったコラボ投稿の拡散も、リポスト機能を使えばスマートかつ効果的に行えるのです。
【要注意】リポスト機能の落とし穴!絶対に参加してはいけない「拡散グループ」
新しい機能には、必ずと言っていいほど「悪用」しようとする動きが出てきます。
リポスト機能で最も警戒すべきなのが、「拡散グループ(リポスト界隈)」の登場です。
これは、フォロワー数や再生数を増やすことだけを目的に、お互いの投稿を無差別にリポストし合うコミュニティのことです。
一見、たくさんの人にリポストされてアカウントが伸びているように見えますが、これは極めて危険な行為です。
擬似的なエンゲージメント: あなたの商品やサービスに全く興味のない人たちからの反応なので、実際の売上やファン化には繋がらない。
アカウント評価の低下: InstagramのAIは、このような不自然な操作を検知します。
無関係な投稿ばかりをリポストしていると、アカウントの専門性が低いと判断され、かえってリーチが伸びなくなる可能性があります。
将来的な規制: 過去にX(旧Twitter)でも同様の「リツイート界隈」が問題となり、現在では規制によってほぼ消滅しました。
Instagramもいずれ同様の対策を取る可能性が非常に高いです。
このようなグループへの参加は、フォロワーをお金で買う行為と本質的に同じです。
目先の数字に惑わされず、本質的なアカウント運用を心がけましょう。
【よくある質問】InstagramリポストQ&A
リポスト機能に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
Q1. リポスト機能のボタンが表示されず、使えません。どうしてですか?
A1. リポスト機能は、全てのアカウントに一斉に導入されるのではなく、順次展開(ロールアウト)されています。
そのため、まだお持ちのアカウントに機能が実装されていない可能性があります。
まずはInstagramアプリを最新版にアップデートして、機能が追加されるのをお待ちください。
Q2. リポストしたら、投稿した相手に通知は行きますか?
A2.現時点の仕様では、リポストされた際に直接的な通知が相手に届く機能はありません。
ただし、投稿者は自身のインサイトでリポストされた合計数を確認できます。
マナーとして、リポストする際はキャプションでメンション(@ユーザー名)を付けたり、感謝のDMを送ったりすると良いでしょう。
Q3. 今までの「ストーリーズへのシェア」とは何が違うのですか?
A3. 大きな違いは「表示される場所」と「投稿が残る期間」です。
ストーリーズへのシェアは24時間で消えてしまいますが、リポスト機能を使うとあなたのプロフィールの「リポストタブ」に半永久的に残り続けます。
フォロワーのフィード(タイムライン)に表示されるため、ストーリーズを見ない層にも情報を届けられるのがメリットです。
Q4. 一度したリポストを取り消すことはできますか?
A4. はい、簡単に取り消せます。
自分のプロフィール画面にある「リポストタブ」を開き、取り消したい投稿を選択します。
再度リポストボタンをタップすると、「リポストを削除」といった選択肢が表示されるので、それを選ぶだけで取り消しが完了します。
まとめ:Instagramのリポストを正しく活用し、アカウントを成長させよう
今回は、Instagramの新機能「リポスト」について、その基本から日本初公開の攻略法、そして注意点までを解説しました。
リポストは他人の投稿をシェアする機能
- 攻略法①: 属人アカウントで公式アカウントをリポストし、リーチを拡大する
- 攻略法②: グループ内で相互リポストし、相乗効果を生み出す
- 注意点: 安易な「拡散グループ」には絶対に参加しない
この新機能は、登場したばかりの今だからこそ、先行者利益を得られるチャンスです。ぜひ今回の記事を参考に、あなたのInstagramアカウントをさらに成長させてください。
